クオリアクオリア

未知なる感覚質を求めてー。

【ITO-ヒロ】ヤナの森の僕らの生活。

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ハワイ島からホノルル空港のあるオアフ島へ戻ってきた。夜風が心地よく吹き抜ける部屋の片隅の椅子に腰掛けながら外を眺める。太平洋のど真ん中にあるこの島にどれだけのコンクリートを運んできたのだろうか。部屋の窓からはいくつもの建造物がひしめき合っているのが見える。今考えるとハワイ島で過ごした一週間が夢のように思える。ペレの住むキラウェア火山。心身を癒すウォームポンド。雨の港町ヒロ。そして、道ゆく人のハワイアンスマイル。


結論から言うと、僕らはハワイ島で「家(的なサムシング)」を見つけることができた。買うのでもなく、交換するのでもなく、ごく自然な流れでそれは発生した。まだまだ足りないところはあるけれど、0が1になったことは果実が実ったかのように嬉しい。これからはその実がゆっくりと熟していくような見守りが必要になると思う。

 

 

 ・一日一本動画「oneday60seconds」

 

one day 60seconds on Strikingly

 

 

 

ヤナの森の僕らの生活

ハワイ島の最東部に位置するPUNA(プナ)にオーガニックなライフを送るヤナさんという女性がいる。『ヤナの森の生活』という本が日本で出版されていて彼女の名前を知っている方も多いらしいのだけれど、僕にとっては彼女も今回ハワイでたまたま出会った人の一人になる。深い緑に包まれた空間に突如として現れる白い大きなタープ、その下で彼女は暮らす。周りをよく見るとタープだけではなく、ドーム型をした宿のようなものもあれば、しっかりとした家もある。ここら一帯を彼女自身が作ったのだと聞く。犬や猫たちが満足げな顔でくつろぐ。鳥のさえずりやコピガエル独特の「コピ!」という鳴き声、木々のさざめきが大きく響く静かな土地。その一部分を「好きなように使いなさい!」とヤナさんは笑顔で貸してくれた。

 

試行錯誤のすえ、2回目にヤナの元を訪れた時に、キャリーケースに詰め込んでいたmade in 新潟のブランド『SNOW PEAK』のテントを張った状態で置いて来ることに決めた。まずは一番軽やかな滑り出しがいい。それ以降はみんなで作れたら面白いね、と話した。ひとりの凄腕料理人がつくる食事はとても美味しいのだろうけれど、みんなが手料理を少量ずつ持ち寄るポットラックパーティーのような食事にはまた違う美味しさがある。それは「嬉しさ」が伴うかどうかだと思う。一口食べればひとりの顔が浮かび、一皿洗えばひとりの顔が浮かぶ。ハワイにつくるお家には漠然とそのようなイメージを抱いている。

 

起こった出来事のほとんどを省いて書いてしまっているけれど、ハワイでの日々は別の機会に日記のような形で一気にまとめたいと思う。その瞬間は何もないようなことであっても、後から振り返ればそれがターニングポイントだったね、という事柄がたくさんある。ひとつ言いたいことは、出来事が起こる瞬間というのはどれも【リラックス】している時だったということだ。人間はリラックスしている時に最大の力を発揮するのかもしれない。

 

 

 

モバイル茶室構想 in Hawaii

ハワイ出発までに貯めた資金も底をつき「これは居残り(家が見つかるまでハワイ島に軟禁)もあるね。」と話していた僕と保科さんへ、圭吾さんからお礼のお金が送られた。そのお金には圭吾さんが行ったクラウドファンディングに集まったお金も含まれる。それを消費しながら、嘉向徹、現在はオアフ島にモバイル茶室(ハワイに来た当初構想していた『家』のイメージ)を作れないかと鋭意活動中です。ちなみに圭吾さんは日本に、保科さんはハワイ島にいます。

 

どのような形になるかはわからないけれど、雨風がしのげてギリ眠れるというよりかは、見た瞬間に「可愛い!」と思ってしまうような造りを目指したい。できれば普段は見晴らしの良い丘みたいな場所に置いてあり、たまに都会にも進出してワンデイ茶室を開くのもいいかもしれない。と、そのようなことを考えていたら、ハワイ在住の日本の方から「ハワイは裏千家(茶道の流派のひとつ)のナワバリですよ。」と教えていただいた。勉強になるなー!

 

 

 

これから・・・

23日のフライトまで残すところあと四日。今日、ハワイ島の西岸部にある Makaha で暮らす日本人の方とお会いすることになっている。圭吾さんを通して知り合ったハワイ在住の方がご紹介してくれたのだった。それ以降は何も予定がない。それでも、本当に自分には過ぎた日々だと思う。突然になるけれど、飼い猫のちびが先日亡くなった。17年の歳月をただ猫として生き、大往生した彼は僕にとっての大先生だ。iphoneに入っている実家のお墓の写真を折に触れては見て、お祈りをしていたけれど、いま、その隣にちびの写真がある。

 

 

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暗過ぎては何も見えないが、

 

太陽を直視することができないように

 

眩し過ぎてもまた、見ることができない。

 

【影】は【見る】ために存在する。

 

同じように【死】は【生きる】ために存在する。

 

そのようなことを思う。

 

ちびはもう二度と死なない。

 

いまは、とても眩しい。

 

とても眩しいものになった。
 

 

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徹のアロ派キャンペーン開催中!

ハワイでこれをしてほしい、あれをしてほしいなどなど、ハワイからでも日本からでもできる限り全てのご要望、ごアイデアに0円でお応えして参ります☆彡また、今回ハワイに大量の撮影機材(100万円相当!!)を持ち込みました。水深40mも行けちゃいます。ロミロミマッサージやフラ教室、ホオポノポノなど、個人でハワイに関するアロ派なお仕事をされている方も多いと思います(ハワイでも日本でも)。HPやSNSなどで使えるリアルハワイの宣伝ムービー的なサムシングなども撮影できるなあああなどと考えたりしています。残すところ四日ではありますが、小生、存分にこき使っていただければ、使っていただくほどに光るダイアモンドヘッド(!)でございますので、お気軽にご連絡ください└( ^o^ )┐また、これはジャストアイデアなのですが嘉向徹の案内&ボディガードでハワイに行きたいという方が奇跡的にいらっしゃいましたら私やれるんじゃないかと思っております!!

 

 

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