おふざけがなんになる。深刻に考えるとそうなる。でも、真剣に考えると【未来はおふざけに溢れている】と思う。
ちょっとした不具合であちこちを移動していた新商品が会社に届く。雨の予報が外れ晴れ間の差す間に、会社近くにある賀茂川へ行き撮影をする。口紅があっと言う間に落ちる。なのに主成分は水という、限りなく低刺激であることにこだわったスプレー式クレンジング『the WATER クレンジング・ウォーター』。夏休みまで、あと9日。
「3、2、1、、・・・はいカット。次は正面からですね。はい。そうです。あ、右手、こっちの方へ2cmずらしてもらえますか。はい。OKです。では行きます。3、2、1、・・・はいカットー。」
昨晩、どこぞの記者会見かというくらいピカピカ光っていた京都の空が今日になって落ち着いた。やめようかと話していた川での撮影へ出掛ける。商品の発送を担当しているスタッフのMさん(本職がお菓子屋さんで包装のプロ)と2人で、賀茂川デルタにやって来た。数日前までたっぷりカフェオレだった賀茂川が京都らしくせせらいでいる。シロツメクサの咲く河原に荷物を広げ、三脚をあれやこれや、カメラの設定をあれやこれや、テイクツー、テイクスリー、している内に、撮影は終了した。
帰り際、高田純次とすれ違った。その一瞬だけで「俺は世界一のコメディアンになりたい」と思った。それくらい、高田純次は僕の中で“ふざけてる”人物だ。ゆるいTVショーのロケだからか、最近流行りのフェイスシールドをしていたからか、今まで見た高田純次の中で、一番テンションのローな高田純次だったけれど、それでも、胸は高鳴った。
心は天気のようだ。今はもう、世界一のコメディアンになりたいと思わないけれど、コメディがポイントだということはなんとなくわかった。【コメディ(ふざけること)】が僕の心を躍らせたという点は、確かに怪しい。これは事件だ。些細なことかもしれないが、僕の心の一面で取り扱うべきニュースだ。おふざけが、なんになる。深刻に考えるとそうなる。でも、真剣に考えると、未来はおふざけに溢れているかもしれない、とか思う。
3密を避けたライブは冷えたピザのようだけれど、かと言って、どうする?という話を保科さんとした。保科さんとは同バンドでプレイをしたことがある。僕は半年前間ほどのブランクがあるけれど、保科さんはコロナる直前までかましていたので、僕以上に、想いが強い。ライブ。できないこともないけれど、ライブハウスのオーナーさんや来てくれる人たちのことを考えたら、以前のようにはいかない。じゃあ、流行りのオンラインか、という風にもならない。そもそもカメラに向かってやりたいか?という点で、NOだ。そんな風に、ある程度やりとりしたところで、じゃまた、となった。頭の片隅に置いて泳がせる作戦だ。
高田純次とすれ違ったのは電話から二日後。現状を打破するヒントを得た頭に浮かんだのは「海中ライブ」だ。海中ダンスクラブでもいい。なんでもいい。要は、水中スピーカーを使って、空気のない水中空間に爆音響かせたいということで、それを佐渡ヶ島の家近くにある海に沈める。海中は3密より密だ。空気がない。空気がなければ飛沫もないぞ。まだあくまでも思考しているだけに過ぎない。単なる解決策はつまらないことが多い。それよりも、なんの解決策にもなってないけど、なんか楽しそう!となる方が、夏休みだ。
ステージ上でやりたいことはない。時代は、ステージ中だ。海中なら、やりたいことがいっぱいある。ピアノ。中学生のとき、片思いの子に告白するために練習をはじめ、三日坊主で諦めたピアノを海中スピーカーを通じて、海の中に響かせてみたい。曲はFFXの『ザナルカンドにて』にチャレンジしたい。他にも、歌。北斗の拳の主題歌『愛を取り戻せ!』の高音パートを歌いたい。保科さんに低音を頼んで。昼間の海もいいが、夜の海もことさらいい。お気に入りのテクノミックスをかけたら、誰にも見つからない秘密のダンスクラブになる。海中で鳴る音は、空気中に響かない。
海中ライブ。実は、数年前からやりたいリストの奥の方に突っ込んだままだったものだ。数少ない水中スピーカーのメーカーが、新潟にあることも知ったまま。つい最近会社で、ドキュメンタリー映画上映会のプレゼン資料を作ったが、それは、このためだったんだと思えてくる。海中ライブの資料を作り込んで、持って行こう。ダメ元だけれど、奇跡的に、使っていない水中スピーカーをゲットできたら、本当に最高だ。
この夏、どなたでも暮らしに来て下さいー。
ブログのタイトルにもなっている『クオリア』はyoutubeで茂木健一郎さんの動画を漁っていた時に初めて知った言葉だったー。
【京都ー佐渡】いつかの日に還る場所へ。
まだ、子どもはいないけれど。今を生きている自分の背中が、いつの日か子どもの目に映るならば、すでに子育ては始まっている。まだ、死んではいないけれど。生あるうちに感じたことすべてを携えて逝くのなら、すでに死は始まっている。
いつかお父さんに訊いたことがある。俺が小さい頃、海でどんな風に遊んでた?印象に残っている風景とか、ある?って。すると、お父さんは手のひらを軽く握って、少しずつ、少しずつ、指を開いて見せた。
「浜辺に座り込んでさ。こうやって砂を握ってさ。砂の、ぱらぱら、ゆっくり落ちるのをジーーーッと見てるんだよな。」
そう、らしい。夏の間中、全身砂まみれになっていたのはよく覚えていたけれど、あまり記憶になかった。このやりとりも、数年前のこと。今は、そうやって話すお父さんの光景が、ふと思い浮かぶ。
もうすぐ夏だ。もう、夏かもしれないけれど、俺には、まだだ。
2020年。今年は自分でも想像しなかった今を、少し体調を壊したりしながら、生きている。毎月、お給料が振り込まれる不思議な世界には“休み”というものが存在する。去年の暮れ、会社と契約をする際にある条件を提出した。それは、毎週3日間、そして、佐渡ヶ島に行くための(3月に1ヶ月、5月に2週間、8月に1ヶ月、9月後半から1ヶ月の計3.5ヶ月)休みの希望だった。
話をもらった1度目の電話から3時間ほど考え抜いた長文メールに、ものの数秒で返信が届き「ぜんぶオッケーです。」と、ごくごく手短に、非常にロリポップな文体で了承されたのは記憶に新しい。しかも、それをきっかけに会社ごと週3日休みにシステムチェンジしてしまっていたのを知ったときは、目を丸くして笑った。
だから、もうすぐ夏、もうすぐ夏休みなんだい!
高校を卒業して、浮浪者になった俺に、あの夏休みは訪れなかったし、会社員として過ごした2年間も、あの夏休みは訪れなかった。そして、今日までの7年間、まぁフリーターとでも言えばいいのか、そこら辺の野良猫と同じような感じで生きた日々にも、あの夏休みは訪れなかった。2020年。中身は野良猫むき出しだが、それなりの格好をして、それなりの時間に起き会社へ行き、アイスコーヒーを飲み、キーボードを叩いている。夏休みとは、秋冬春働きなのかもしれない。いっぱい秋をやって、いっぱい冬をやって、いっぱい春をやると、出会える季節。それが夏休み。
ということで、オリンピックよりもレアい、夏休みンピックの到来まであと2週間。ヨーイドンでスタートダッシュを決める気満々の徹です。ルパンを追う銭形のとっつあんばりに、夏を捕まえる気満々の徹です。夢中で追いかけて、夢中で掴んで、両の手のひらに、グッと握り入るものは・・・。
2020年8月1日〜31日までの期間、佐渡ヶ島にて、あなたをお出迎えする整えを拡充します。家2つ。ひとは3人から、僕を入れて4人へ。車は2台から3台へ。夏休みには本気ですが、2020年8月は「共に生きる」ということも本気で考えたいと思います。夏を取っ捕まえたいあなたも、夏に包まれたいあなたも。あらゆるものをシェアーしますので、どなたでもお気軽には来ないで下さい。秋冬春を突破して、ぜひ、ご来夏下さい。
どなたでも、暮らしに来て下さいー。
「浜辺に座り込んでさ。こうやって砂を握ってさ。砂の、ぱらぱら、ゆっくり落ちるのをジーーーッと見てるんだよな。」
もちろん父親は生きているけれど、俺にとってはこの言葉が遺言になると、なんとなく、思う。まさに今自分を形づくるこの五感こそ、先達が遺してくれたバトンで、今世のすべては、この手のひらに詰まっている気がする。あのときの砂の感触を追いかけて、いつか死んだらあの砂になりたい。生ある内に、少しずつ少しずつ自分を預けていって、いつかの日には、そこへ還りたい。
ブログのタイトルにもなっている『クオリア』はyoutubeで茂木健一郎さんの動画を漁っていた時に初めて知った言葉だったー。
【京都-京都】痛みは痛いが、痛みはプレゼントだ。
流れされるのは嫌いだけど、流れるのは好きだ。話しても話しても、話が進まない時、それは現実が足りていない証かもしれない。想像力を膨らましても、現実は広がらない。そんな時の必殺技は【想像力の放棄】である。濁流だろうが清流だろうが、まず、流れてみる。するとあーら不思議。もう頭でっかちではいられなくなる。
京都に足を踏み入れてから5ヶ月が経った。キャリーケース一つで浪漫飛行へin the skyしたために、身の回りの諸々は周囲の人が準備してくれたものになる。結果。ウーバーイーツ風の学生っぽい且つ、もしかしたら社会人かもしれないけれど服装も髪型も浮浪者だし、前後にカゴ付きのTHEママチャリ(変速なし!)だからワンチャン主夫かもしれないけど、結局、よくわからない見た目になってしまった。お陰様で、道ゆく全ジャンルの人から警戒されている。
色々なことがあった。去年の暮れは、ガソリンがなくて立ち往生したり、駐車料金が払えなくて車が出せなかったり、息が白い中車で寝たりしていたのに、その全部が今は全くないほどに、色々なことがあった。この数ヶ月で実際に起こった出来事のあれやこれやは一旦ぶっ飛ばして、今感じていることを書こうと思う。
つい先日、会社で主催する上映会のプレゼン資料を作成した。初めてだったのでそれなりに時間はかかり、自分でも良いと思うものを仕上げた。社長のムラキテルミさんからチェックを受け、文章を少し直し、GOサインを貰う。時間はギリギリだったけれど、資料を持って会社を出て、貸し会場との打ち合わせを済ませ、その日の仕事が終わった。
一つの仕事を終えたとき、清々しさの伴った、嬉しい!ではなく、なんだかふんわりとした嬉しさが残った。これは、おそらく、承認欲求が満たされたのだと思った。おれは、やはり、筋がない。活動自体を喜びとせず、その活動を誰かに認めてもらって初めて喜ぶようなガキには、君には筋がないからと引導を渡そうと思う。
媚びて変われりゃ飯は食えるが、一生鎖でつながれる。ずっとそこに居たくなるから、生暖かさは、寒さよりも、恐ろしい。大切な部分を他人に預けてしまっていても、痛覚を失った身体では気づけない。痛みは痛いが、痛みはプレゼントだ。嘉向徹の身体の痛み、ありがとう。
どなたでも、遊びに来てくださいー。
ブログのタイトルにもなっている『クオリア』はyoutubeで茂木健一郎さんの動画を漁っていた時に初めて知った言葉だったー。
【佐渡-京都】もがくよりも、投じたい。
おはようでござる・・・!!!おはようございますだ・・・!!!お、お、おっはー・・・・。久しぶりに文章を書くと、スタートがわからない。
去年の暮れ。郵便屋さんではなく自分の手で!と掲げたスローガンのおかげで、佐渡ヶ島で産まれた令和の初米を、遠い地に住む家主さんの元へとを届ける『想いを米(込め)て米(マイ)ロード』に明け暮れていた嘉向徹。朝起きてふと思ったところから気軽にスタートしているのに、気づいたら2ヶ月が経っていた。
お米と一緒の車中生活。走行距離約4000kmの果てしないドライブも終盤という折に、契約社員としてうちのお手伝をしていただけませんかと、尋ねられた。女性社長ムラキテルミさんからの突然の電話に、全俺が凍りつく。
「そりゃもちろん、やるわけない。」
「俺もそう思うし、俺のことを知っている人だって、そう思うと思う。」
「99%ないね!99%。」
「ええええええこの年末のタイミングにこんなこと言われる!?!?」
振り返れば、中2で人生初の告白を受けてテンパった時の自分と酷似していた。なんだか自分て変わらないなあ、と思う。
「99パーないね。99パー。」
「でも。ってことは。1%あるんだ...。」
「1年前の自分だったらきっと、何かに属して働くなんて1200%ないっっ...!!!って言い切っていたろうにね。嘉向徹も変わったんだ。変わったんだ。」
見えないところで、いつの間にか自分が変化していたことに気付かされた。
さればこそ、この流れ・・・
ということで!!!今年の2月から!!!今年の12月末までの期間限定で!!!とあるカンパニーの!!!オフィスに!!!デスクを構えた!!!カムキトオルです!!!都道府県でいうと!!!京都です!!!市町村でいうと!!!京都市で!!!区でいうと!!!上(かみ)京区!!!番地でいうと!!!684-3-13!!!です。はい。グーグルマップに登録登録。ええ、ええ。
99%ない。心底そう思った。本当にそう思ったのだけれど、江ノ島駅を出てすぐ左手の、タリーズの明かりに照らされながら、相手の話を聞いているようで聞いていなかったその瞬間、あるノーティスがひとつ舞い降りた。99%ないということは、同時に、1%、あるということだ。
あら不思議。一度思ったが最後、99%無いはずなのに、たったの1%が、どんどん大きく見えてくる。え、おい、嘘だろ。いやいやないない・・。ないでしょーー!!!!とひとしきり、夜空に問いかけ、悶絶し、地団駄を踏んでいたら、すっと、腹が落ち着いた。ふう。否定できない現実に、なす術もない。もがくよりも、投じたい。嘉向徹の身体ありがとう。
@torusharing 10年ぶりに、##夏休み がやってくる
♬ オリジナル楽曲 - 嘉向徹の身体ありがとう
勇気が出るドキュメンタリー番組を作りたい!
20万円の制作費が集まりロンドンへ行けることになりました!!1/13〜23までの十日間、何よりも自分がグッとくる瞬間をカメラに納めてきます!by カムD 2019/1/12 22:30
とあるシェアハウスの界隈で、今、起きていることが面白い。
でも、言葉や想いは時間とともに流れてしまう。
じゃあ、ドキュメンタリー番組作るしかないでしょ!
いざ、(密着取材をするべく)GO TO LONDON...
ごちゃまぜの家???となった方はこちらもご参考くださいませ。
ごちゃまぜの家をつくりたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
ここから・・・
活字が好きな方は動画を飛ばして見てね☆彡
動画が好きな方は動画だけでもご覧ください!
基本的に同じ内容になっていますので( ˘ω˘ )♡
1、この番組について
ホームレスではなく、ホープレスになった男性。
現在、住所不定、無職で人生全般に希望を失った男性(内海さん、40歳)がいます。12月2日に仕事を辞め、家を引き払い、様々な生活必需品をレスしながら、奇跡的にホームをレスすることだけは免れた彼を、彼自身は【ホープレス(絶望)】と言いました。
希望を失うことが、そのまま希望になる方程式を見つけたい。
人が生きるのに希望は必要だと思います。きっと誰しも、希望を失いたくはない。
しかし、そう思うあまり、希望を失う前に”希望を失いたくない”と絶望してしまう事実もあるのではないでしょうか。
ほんの少し前まで、本気で隅田川に行ってホームレスを始めようとしていた人間が他者の協力を得て「こんな自分でも誰かのためになれるかもしれない。」とイギリスへ行く企画を立てました。
彼の物語から『希望を失うことが、そのまま希望になる方程式』を見つけたい。
そう思い、この番組企画をスタートしました。
散らばっているストーリーを1つの物語にしたい。
本番組のメインイベントである1月14日までにイギリスを目指すという【GO TO LONDON企画】には最低でも私を含めて5名の方が関わっています。
それぞれがブログやSNSで発信をしているので、その姿を楽しみに見てくれている方も多いです。
しかしその一方で、全ての記事を追うには時間がかかったり、全体像が把握しにくいということもあるように思います。
ドキュメンタリー番組というメディアの素晴らしい点は、それぞれの言葉や想いの輪郭を第3者の視点から捉えて可視化し、一つの物語にできることであると考えています。
言葉と想いのクール宅急便を担いたい。
今回のドキュメンタリー番組で注目すべきはその『冒険性』で、何が起きどうなっていくかがほぼ読めません。
すでにパスポートがなくて断念した方がいます。そして、パスポートがあっても航空券が購買できない。買えたとしても片道分しか買えない、などなど盛りだくさん。
僕はその人たちの瞬間瞬間の感情や表情、湧いて出てくる言葉、出来事の流れを冷凍保存するように撮影・編集してお届けする役割を担いたいと思っています。
僕が今やってみたいこと。
僕はまず、とにもかくにもイギリスを目指します。
その次は動画編集とインターネット上での公開を計画しています。
そうする事で、このドキュメンタリー番組を通じて、どこかにいる一人【希望を失っているかもしれないあなた】と一緒に『希望を失うことが、そのまま希望になる方程式』について探し、見つけたいと考えています。
僕がやりたいことは、これまでに培ったディレクター魂を爆発させて番組制作に取り組むことです。
素人ですが、素人なりの温かさを込めて日本一フットワークの軽いディレクターを目指しています。
(目指しているだけですけど、何か?)
2、番組の内容
《構成・取材内容》
20分の動画2本から4本を想定。
S C E N E ①:ホープをレスした男。@ごちゃまぜの家 ほか
横浜市にある『ごちゃまぜの家』を訪れた男性、内海さん。
人生を高速回転させるべく、年始に坊主にした中島さん。
ごちゃまぜの家に至るまでの経緯や彼らの人生について。
#ホープレスの日常風景 #子どもの頃の写真 #インタビュー
S C E N E ②:GO TO LONDONへの架け橋。@それぞれの場所から
急遽、それぞれの手法でイギリスを指すことにした一同。
勢いで飛び出すも、待っていたのはIbaraの道。
手を挙げた5名の男性と協力者。
それぞれの旅路。
#自撮り動画で現地の食事風景(数カ国経由する企画参加者もいる)
#旅の日記 #自撮りボイスメモ
#進捗状況の時系列まとめ
S C E N E ③:イベント@LONDON
ついにたどり着いた冒険者。
ロンドンにて感動の再会。多分、テンションが上がっている。
もしくは、絶望的に疲れている。
可能であれば、お話会の様子や内容の撮影。
#イベント風景 #打ち上げ #5名みんなで雑談する動画撮りたい
#ロンドンの街で5名それぞれのインタビュー
#〇〇な話シリーズ
S C E N E ④:インタビュー with マーク・ボイル@LONDON(未定)
内海さんの最大の目標は、マーク・ボイルさんに会うこと。
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者のマークボイルさんへ
ホープレス内海さんがインタビュー。
通訳にロンドン在住のナズナさんを予定
#マークボイルさんの遍歴 #インタビュー風景 #住んでいる場所
#現在の暮らし方
S C E N E ⑤:広告宣伝ムービー
ただいま募集中。動画時間は約3分を予定。
企画・撮影・編集まで嘉向徹がやらせていただきます!
S C E N E ⑥:総括「希望を失うことが、そのまま希望になる方程式」@ごちゃまぜの家
ホープレスした男性にとって、『希望』とは。
そして、『絶望』とは。
率直な心境。と現在の活動風景。
帰路を別々にした5名それぞれの旅路。
#インタビュー #視聴者インタビュー(ブログやSNSを見て感じたことなど)
※上記はあくまで想定です。
ドキュメンタリー映画の為、撮影が進行していく中で、内容や構成が変更する場合があります。
3、資金の活用方法
・撮影交通費用15万円!
新潟から出発してロンドンへ行って返ってくるまで!
(うち、航空券代13万円!)
・現地滞在費用5万円!
(6泊7日)
ーーーーーーーー
合計20万円!!!!!!!!!
4、ストレッチゴールに関して
第1目標:20万円
番組の制作(撮影・編集)
第2目標:25万円
撮影機材の購入
超小型カメラ、旅には最適!
【オスモポケット+メモリーカード】
よりハイクオリティの動画をお届けできます。
第3目標:40万円
保科さんと内海さんの渡航費への補填
中島さんへ番組ナレーションのお礼
5、撮影スケジュール
1/6 プロジェクト開始
1/8 ごちゃまぜの家にて取材
1/10 プロジェクトサクセス!or失敗!
1/12 フライト 合流
1/14 イベント@ロンドン取材
1/16 マーク・ボイルさんインタビュー(仮)
1/17 フライト
1/18 ごちゃまぜの家にて取材
1/19~25 広告宣伝用ムービー撮影・編集
1/27 [わたり食堂@ごちゃまぜの家]インターネット上(youtube)で無料公開
6、出演者紹介
主演:ホープレス内海さん
ごちゃまぜの家発起人:坂爪圭吾さん
数カ国巡りながらロンドンへ:保科亮太さん
パスポートなし。ナレーション担当:中島さん(MitNak)
番組スタッフ、ディレクター:嘉向徹(カムD)
7、ディレクターの想い・プロフィール
嘉向徹
1990年、新潟県生まれ。障がいのある方の福祉施設を両親が営んでいたため、幼い頃から障がいのある方と一緒にプリンを食べたりニワトリを育てたりした経験から、社会に対して興味を持つ。
推薦で某大学の社会学部に合格するも、ギリギリのところで辞退。以降、数々の職業的なものを転々とし、現在もお勉強中。
動画視聴1万時間超え
僕はアカデミックに動画の勉強をしたこともなければ、そのような会社で働いたこともありません。
ですが、動画を見るのは大好きで、今も1日平均で4時間はYoutubeを見ています。それを7年続け(てしまっ)たため、人生での動画視聴時間が1万時間!を超えました。「どんなジャンルでも1万時間かけるとプロフェッショナルになれる」という話がありますが、いつの間にやら見る側から作る側になっていました。
ディレクター魂の爆発
地元である新潟県から飛び出し、佐渡ヶ島をはじめ、日本各地、海外(アジア)まで様々な場所へと足を運び、多様な方とお会いしました。
移動手段として多用していたヒッチハイクでは車内で数時間二人っきりというシチュエーションの中、相手の人生や仕事について聞きまくるのが好きでした。今でも覚えている話がたくさんあります。
常々思うことは、普通の人の普通の言葉が「面白い」ということです。例えば、キャベツを育てている田舎のおばあちゃんがいてそのおばあちゃんが「キャベツはな、さっと茹でるのもいいけど、煮込むと甘くなって美味しいんだよ」と言う。いたって普通の発言ですが、もしこんな背景があったらどうでしょう。田舎を出ていまは東京に住む息子の好物がキャベツの煮物で、それを腹一杯食べさせるのが若かりしおばあちゃんの楽しみ。掘り起こしてみるとこのようなエピソードがあるものです。
おばあちゃんへのインタビューでそれを聴いたならば、次は、都会に住む息子さんに思い出のキャベツの煮物を届け、食べてもらう、その一部始終を撮影・編集するのが、ドキュメンタリー番組の醍醐味だと思います。
あなたのことを誰かが知りますように
誰かが自分のことを見てくれている、と思うと、よし今日も1日を生きようと言う気概が湧きます。
ホープをレスした男性、内海さんは、僕の勝手な意見ですが、見てくれている誰かがいるから、協力してくれる他者、協力したいと思える他者がいるから、希望を失ったままでも前のめりに生きることができるのではないでしょうか。
そのきっかけの一つにこの番組がなりますように。
あなたのことを誰かが知りますように。
まずは、僕があなたを知るところから始めたいと思います。
大変長くなってしまいました!
ご協力のほど、何卒、よろしくお願いいたします!!
8、プロジェクト協力者(未定)
約3分の広告宣伝ムービー
ただいま募集中です!
企画・撮影・編集まで嘉向徹がやらせていただきます!
余剰金の使い道
余剰金の使い道に関してですが、番組の完成後、ごちゃまぜの家の運営資金に寄付させていただこうと思っています。
ごちゃまぜの家がなければ、内海さんは今頃きっと隅田川で暮らしていますし、この番組自体ありませんでした。
これからもごちゃまぜの家がごちゃまぜの家でありますように。
ウィーネバークローズ!!!!
ご質問・ご意見はこちらまでお寄せください。
嘉向徹(かむきとおる)
kamukitoru2017@gmail.com
LINE ID kamuki-toru
https://www.facebook.com/toru.kamuki
9、リターンについて
公式のクラウドファンディングのサービスを利用すると、1/14に間に合わないため、今回は僕個人の銀行口座へお振込いただく形式をとらせていただきます。大変お手数なのですが、ご支援いただいた際は【お名前とご支援額】を明記して、嘉向までご連絡くださいますようよろしくお願いいたします。
嘉向徹(かむきとおる)
kamukitoru2017@gmail.com
LINE ID kamuki-toru
https://www.facebook.com/toru.kamuki
*5,000円*
嘉向徹から直接お礼の電話ORボイスメッセージ!【全身全霊、こころの限りを込めたボイスでお礼の電話をいたします!(電話はちょっとという方にはボイスメッセージでも対応をさせていただきますが、できることならば直接肉声でお礼を伝えられたら幸いです!】
※ ご支援いただいた方には、後日メールなどで「電話をするのに都合のいい日時」などのご相談をさせていただけましたら幸いです。
番組エンドクレジットのスペシャルサンクスにお名前掲載させて下さい!
お届け予定日:2019年1月~2月
*10,000円*
嘉向徹から直接お礼の電話ORボイスメッセージ!ORロンドンで何かを乾杯する時にあなたの名前を言います!(例、〇〇さんに乾杯!)【全身全霊、こころの限りを込めたボイスでお礼の電話かお名前で乾杯させていただきます!(電話はちょっと、名前はちょっとという方にはボイスメッセージでも対応をさせていただきますが、できることならば直接肉声でお礼を伝えられたら幸いです!】
※ ご支援いただいた方には、後日メールなどで「電話をするのに都合のいい日時」などのご相談をさせていただけましたら幸いです。
番組エンドクレジットのスペシャルサンクスにお名前掲載させて下さい!
お届け予定日:2019年1月~2月
*100,000円×2名様まで*
番組内に広告宣伝ムービー挿入!番組後半、12分あたりから約3分間!
番組自体が1月27日公開予定ですので1/19~25の間で制作させていただける方限定となります。
【全身全霊、こころの限りを込めた動画を制作させていただきます!企画・撮影・編集まで嘉向徹がやらせていただきます!!予算の許す限り、日本全国どこへでも参る所存ですので、動画内容、撮影可能かどうかなどなど、お気軽にご連絡くださいませ!】
番組エンドクレジットのスペシャルサンクスにお名前掲載させて下さい!
※ ご支援いただいた方には、後日メールなどで「ムービーの打ち合わせを電話でするのに都合のいい日」など、直接ご相談をさせていただけましたら幸いです。
お届け予定日:2019年1月~2月
400,000円
あなたは神様です!!
40万円をご支援いただける神様が登場した暁には、もうどうしたらよいのかわからなくなります。とても焦りますが、必ずやりたいことは、ごちゃまぜの家第2号@佐渡ヶ島にある神棚に、あなたの願いを書き込んだ絵馬(?)的なものを飾らせていただき、それを神様として崇めるとともに、神様の願いが叶いますようにとお祈りすることです!!
【佐渡のお家とともに1年間大切に護らせていただきます。】
※ ご支援いただいた方とは、後日メールなどで「神様(あなた)が願いごとを考えるのに都合のいい日」など、直接ご相談をさせていただけましたら幸いです。
※ こちらで使用をしている「神様(作・MAYUCHAPAWONICA)」は、圧倒的肯定力に滿ち溢れている「ごちゃまぜの家の神様」のイメージになります!!
お届け予定日:2019年1月~4月
※ 1月10日の3時までに20万円が集まらなかった場合は、ご支援してくださった全ての方に全額返金させていただきます。(お礼の電話やボイスメッセージなどはもちろんさせて下さいませ!!)
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【振込先】
ゆうちょ銀行から
14490
37153511
カムキトオル
他銀行から
四四八支店(ヨンヨンハチ)
店番448
3715351
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嘉向徹(かむきとおる)
ご質問・ご意見はこちらまでお寄せください。
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最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました!!
もうすでに幸せです!!
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嘉向徹
死ぬまでに徹が言いたい千明の好きな100のとこ。
豊住千明という名前なとこ/食事中に水をもって来てくれるとこ/ご飯のおかわりをもって来てくれるとこ/人との接し方が優しいとこ/何事も手を抜かないとこ/黒髪が綺麗なとこ/最初に出会ったときあなたがどこで何をしていようと私は構わないと言ってのけたとこ/続けて今の私があなたを好きだという話をしているのにあなたはいつの話をしているのかと徹を問い詰めたとこ/笑顔がかわいいとこ/ラブホテルの検索が上手なとこ/徹の借金を私が貸してやるから即座に全部返せと言ってくれたとこ/日に日にたくましくなっていくとこ/美味しいねと一緒に食べてくれるとこ/食べたいお店があったら最大3軒一緒にはしごできるとこ/こんなおれを受け止めてくれるとこ/うまい調味料を使ってくれるとこ/いつのときも徹くん大好き!と言い続けてくれたとこ/無視しないとこ/子どもが好きなとこ/この人との子どもが欲しいと思えるとこ/他の誰とも比べられない関係を築けたとこ/一人でも海外に行っちゃうとこ/知らない人に微笑みかけられるとこ/ちあきの存在が本当に徹の力になっているとこ/おれがおれなりの愛を込めてしたことをたくさん受け止めてくれたとこ/俺を尻に敷いてくれるとこ/身長が169cmなとこ/この相手には全力を出したいと思ったとこ/存在が女神なとこ/元気があるとこ/元気がない時は元気がないとこ/自分の両親を尊敬しているとこ/嘉向家の両親も大切にしてくれるとこ/俺が留守の時でもちあき一人でおばあちゃんをご飯に連れて行ってくれるとこ/ちあきパチンコを開発してくれたとこ/ちあきは正真正銘の勝利の女神だと思えるとこ/ちあきがいたらなんでもやれるぜと思うとこ/自分の歩みを止めないとこ/食べる時にくちゃくちゃしないとこ/様々なものに感動する感性を持っているとこ/ごめんねと言い合えるとこ/セックスの時によく痛かった膣が最近痛くなくなったとこ/悲しいことを悲しいと嬉しいことを嬉しいと言うとこ/逆の意味を込めてありがとうと言わないとこ/車の運転が丁寧なとこ/とてもかわいいハンカチを使っているとこ/車中泊移動を一緒に楽しめるとこ/野ションできるとこ/大好きだと思った瞬間に発せるとこ/身体の健康に気を使えるとこ/心の健康に気を使えるとこ/仕事が好きなとこ/好きなことを仕事にしてるとこ/子ども写真館の店長の職を辞めたとこ/そこからフリーランスで仕事を始めたとこ/ちあきを好きな人がたくさんいるとこ/ちあきもその人たちのことが好きなこと/泣き顔がかわいいとこ/笑った顔がかわいいとこ/素直に愛することが可だなと(可愛い)思えるとこ/いつも想いを伝えてくれるとこ/たとえ俺が傷ついたとしてもそれを辞めないとこ/容赦がないとこ/俺が作ったご飯を美味しいと言って食べてくれるとこ/徹くん料理上手なんですよ!といろんな人に紹介してくれるとこ/嫌いなネギを絶対口にしないとこ/俺がフライドポテトを買ってくると、もうなんで買ってくるの!と怒りながら俺よりもポテトを食べるとこ/欲深いとこ/えっちしたい時はえっちしたいと言うとこ/俺がやらかしたたくさんのことを許そうと努力してくれたとこ/ちあきよりも早く死にたくないと思えるとこ/その悲しさを味あわせたくないと思えるとこ/一緒に生きると楽しいとこ/ちあきとの子どもが生まれたら男でも女でも千明から一文字とって、そして徹が一文字だから漢字一文字の名前にしたいと思い、明(さや)と名付けようとあるとき天から降ってきたとこ/二人の未来の今は形なき子どもの意思を感じた瞬間があるとこ/無理だよなんて口が裂けても言わないとこ/ちあきが持っていた調味料を俺が勝手に全部捨てても怒らないでいてくれたとこ/徹の人生にほんとーにいきなり登場し、その存在で最初から光を放ち続けているとこ/人生に真剣なとこ/美味しいチューブわさびを持っているとこ/俺の健康を気遣ってくれるとこ/買い物上手なとこ/大切なカメラを俺に貸してくれるとこ/器が大きいとこ/俺の気持ちを深く理解しようと努めてこれまで本当によく頑張ってくれたとこ/これからは俺がそれをやりたいと思うとこ/二人の未来が楽しみなとこ/それがやってこなかったと思うと寂しいとこ/喜怒哀楽の全部をプレゼントしてくれるとこ/いろんな場面で俺のことを話してくれてちあき経由でいただいた仕事がたくさんあったこと/自分が心地よいと感じることを自分でわかっているとこ/俺を男にしてくれるとこ/どこまでも一緒に歩んでくれたとこ/スタミナが半端ないとこ/徹くんの動画は素晴らしいよ!と言ってくれたそれが今は徹の仕事の一つになっているとこ/ちあきは写真、徹は動画で一緒に仕事ができるとこ/ちあきが写真だから俺は動画をやろうと信頼して役割分担できるとこ/もしちあきがいなくなったとして、その悲しさはきっと徹の人生史上1番だけれどそんな1番はちあきとでしか味わえないとこ/お金を稼いで貢ぎたいと思えるとこ/服を買ってあげたいと思えるとこ/ディズニーワールドに連れて行きたいと思えるとこ/美味しいご飯を作ってあげたいと思えるとこ/朝早起きしてお弁当を作ってあげたいと思えるとこ/彼女に尽くすことが自分に尽くすことだとわかったとこ
ちあき&とおる初のトークライブは
10/25 (木)神奈川県横浜市にて!!!!!!!!ファー!!!!!
ごちゃまぜの話 feat.とよずみちあき&かむきとおる love 坂爪圭吾
坂爪圭吾兄やんも登壇してくれることになって昇天。。。
降伏(幸福)を与えてくれる女性・ちあき
ちあきという女性が好きだ、という気持ちをこれまでほとんど言葉にしてこなかった。自分がそう想っていることが大事だと胸に秘めていたのかもしれないし、単に照れ臭かっただけかもしれない。それを言葉にしようとして、の今ブログである。
ちあきの質感は尊い。彼女だけがもつ質感(クオリア)というのは僕にとっては強烈なもので、他のどれとも似つかず比べることができない。日本で一番高い山は?と訊かれて誰もが富士山と答えるように、ちあきがダントツで一番だということに自分の中で疑心がない。(一体何の一番だ?)一緒に過ごした月日がそうさせたのか。違う。普通であればスルーしてしまうような気持ちの端々をその都度出してきたからだと思う。何勝何敗かわからないけれど、数多の勝負をしてきた、ということは確実に一番だと言える。そんなにやりあうのはなぜか。100万回ダメでぼろぼろになっても100万1回目は何か変わるかもしれない、と信じられるのはなぜか。
ああ、自分はちあきが好きだ。
という気持ちに対する信頼が半端ではない。
男女の勝負は好きになっちゃった方の負けだ。だから清々しい降伏(幸福)感と共に【ちあきが好き】という気持ちに立ち向かう。プロセスすらも美しいと思えるように。結果として膨大な悲しみがBIGBANG!!しても、それを抱きしめて悲しみ、海を満たすほど泣こう。そして、俺の涙は俺が拭くのだ。これが僕のルールになる。人生は自分のルールをつくった者が勝ちなのかもしれない。どのように転んでも「これが俺の人生だ」と心から言える。
全ての感情は全ての感情を内包している。喜びは悲しみと、悲しみは喜びと表裏一体だ。長い目で見れば、悲しみも怒りも喜びも慈しみも全部ワンセットだけれど、それでも「好きだ」と叫ぼうよ。人生の最期。そんな自分が好きでしたと自分に言えますように。
☃️参考文献
幸せとは、これこそが世界のスタンダードだと思える光景に立ち入ることだ。
佐渡ヶ島は流刑先の一つで、江戸時代には流刑のことを『遠島』と呼んだ。よく来るのでわかるが今でもまさにここは遠い島である。では、あの日あの時流刑をされてこの島に来た人々はなにを思いなにをして生きたのだろうか。自ら能動的に流されているということ以外は、今の俺もそんなに変わらねえや、と、そんなことを考えながら田園に臨み、稲刈りに勤しむ。
最近解せなくなってきたことナンバーワンといえば、住所を一箇所に定めることだ。稲刈りをご一緒した村人は「空き家はたくさんあるんだっちゃ!」とよく語る。家主さんとのコミュニケーションがうまくハマれば格安もしくは無料で借りられるとのこと。約60年ほど前、佐渡の人口は今の倍10万人いたことを考えると、なるほど、と思う。当然朽ちている家もあるだろうけれど、要は、なんとかすれば住める場所が5万人分ほど空いてますよ。ということだ。
それでいて日本の人口は東京に集中(23区の人口密度は1.5万人/km2)している。反対に、地方には都心にはない広い土地(佐渡の人口密度は63.5人/km2ひっろ!ひっろ!)とフレッシュで美味しい食べ物がある。ある、というよりも、既に用意されている、に近い。これはもう家を複数個持つ、または、複数個の家を行き来する生活スタイルというのは自然の摂理と言える。
それでもいまは大前提「住所は絶対一個ね!」と何者かに言われている気がする。それを辞めたら、「私は住所5こ!」とか「俺は日本と台湾!」とか「わしは北極と南極じゃあ!」とかいい感じになると思う。住所の枠を5個まで増やすとか、住所という概念自体をなしにするのもありだ。話が全然違うけれど、曜日と日数がバラバラなことも解せない。一週間の7進法に合わせて月の日数を28日にする。毎月1月、2火・・27土、28日となり、何月でも曜日と日数が一緒になる。などと思いながら、手を動かし稲と戯れる。秋の真っ只中。
今回訪れたのは佐渡ヶ島の沿岸部、新潟県が見える側にある野浦という集落。人口85人。山(野)と海(浦)に囲まれ、棚田は標高430mのところまで続いていて、目の前の海からは海産物がバッカンバッカン獲れる豊かな村。以前ここを訪れた方が書いてくれたブログを発見したので興味のある方はご覧あれ。徹や保科さんの活動についても言及してくれています。超ありがとうございます!
天を相手にし、人を相手にするな。 - いばや通信
Special thanks 坂爪圭吾さん
【循環する世界、再び】みんなで佐渡ヶ島『3rd Island』に流されてみました。 | ハラフワティ 村元里弥のブログ
Special thanks 村本里弥さん
水の通り道が美しい・・・
豊富な栄養を海へと運搬してゆく・・・
深呼吸を絵に描いたような風景・・・
祈りの所作が染み付いている・・・
突然来て突然イカを配って去る村の隣人・・・
サザエの炊き込みご飯をつくりました⛄️🌙🌙
あの月がなかったら俺はとうに闇夜に果てていた・・・
トンボの光景
ある朝ひとしきりの雨が降った。曇天の下、どろどろの田んぼに入り村人たちと協力して稲を刈る。そこを歩くだけでもひと苦労なのだけれど、丹田に力を込めて(裸足で!)ふんふん歩く。雲が風に流されて、ある時、太陽がやっと顔をのぞかせた。その瞬間、別世界のような光景が飛び込んできた。せっせと働く村人。一服しようと休む村人。青く澄んだ空を映す水田。その上をヒラヒラと羽ばたく無数のトンボ。その4枚の羽根が光を乱反射して、まるで、小さなミラーボールが宙を舞っているようだった。じわーーんときたと思ったら、急に涙が溢れる。この景色が、自分のイメージする幸せに近い気がした。
興奮の快と安堵の快
トンボの光景を見て涙腺から分泌した喜怒哀楽のどれにも属さない、涙。「その涙はどこから?そう、脳みそから!」ということで、考察。
人が『嬉しい』『楽しい』と思うとき、脳内では神経伝達物質が分泌されている(らしいぞ!)。その代表格は3つあって、ドーパミンは喜びを、ノルアドレナリンは興奮を、セロトニンは安堵を司っている。例えば、W杯で日本がゴールを決めた時はドーパミンとノルアドレナリンが、川のせせらぎを聴きながら森林浴をしている時はセロトニンが、出まくるという脳の仕組みになる。裸足を田んぼに突っ込みながらあの光景を見たとき、脳内ではきっと、ドーパミンやノルアドレナリンだけでなく、セロトニンもどぶわああっと分泌されていたのだと思う。
セロトニン。安堵の快楽。徹が佐渡ヶ島で発見した安心感。実際にあった話だけれど、佐渡ヶ島を訪れてほろりと涙を流す人は多い。自律神経の乱れから睡眠薬を飲まないと寝られなかった人が脅威の爆睡をしたというケースもあった。これはセロトニンの仕業かもしれない。セロトニンありがとう。
思うに、都会には【興奮(ドーパミンとノルアドレナリン)】があり、田舎には【安堵(セロトニン)】がある。どちらも幸せ(快楽)には欠かせない要素だ。これは自分の感覚でしかないのだけれど、都会は慢性的なセロトニン不足なんじゃないかと睨んでいる。幸せになろうとする時、興奮の快ばかりを求めがちなコンクリートヘッズたち。佐渡に来ると半ば強制的にセロトニンが出ること受け合いなので、ゾンビ化する前に、ぜひ一度遠島されてください。
4年前。佐渡ヶ島を訪れた初めての夜。村人の家で夜ごはんをご馳走になった帰り道。見上げた星空があまりにも鮮明で号泣した。あの時降ってきた言葉、この美しさが世界のスタンダードだ、と確信したこと。あの感動は今でも続いている。幸せとは何か。いまは、なんとなく、「これこそが世界のスタンダードだ、と思える光景に立ち入ること」だと思っている。
かむきとおる
直近のスケジュールは
10/10〜約一週間佐渡ヶ島
10/19〜約一週間新潟and横浜
11/1〜死ぬまでフリー
何も予定はありませんが、11月12月は大仕事をやる予感だけはあります!
都会と田舎とを行ったり来たりすることで日々の新鮮さを保つことができて嬉しい。東京から佐渡ヶ島へ行くと、空気の美味さに感動することができる。逆に、佐渡ヶ島から東京へ行くと、満員電車に揺られるのすら身体が触れ合ってあたたかいと思える(一週間経つと怒りながら電車に乗るようになる)。
— 嘉向徹の身体ありがとう。 (@toru_kamuki) October 8, 2018
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